絵コンテはフラッシュ制作時の下書きまたは設計図です。
通常、映像を作る時どんな物を作るか、一度イラストや写真、文字等を使って考えてみるためにつくります。アニメ、映画、テレビドラマ、CM等、色んな映像がありますが、映像を作る前にはたいてい絵コンテが作られています。実際にどんな物を作るのかをまずイメージしたり、事前に検討するためです。
実際に作りはじめる前に絵コンテを描いておくと、その映像を作るのにどんな素材が必要か洗い出したりする事も出来ます。
またそうする事でその映像を作るためにどのくらい費用や時間が掛かるか等を推測したりする事が出来ます。
こんな物を作りたいと言う事を他の人に伝える事にも使われます。例えばクライアントに「こういう物を作ります。」と伝えておく事で、「もっとこうして欲しい。」とか、「これなら良い。」とか意見を聞く事が出来ます。
絵コンテによってコミュニケーションをとることで成果物にある程度共通のイメージを持つことが出来ます。
また複数で作業する場合、例えば技術的な担当者と打ち合わせをしたり、 映画なら俳優さんにこういう演技をして下さいとか、カメラさんにこういう構図で映像を撮影して下さいとか、絵を見せて話が出来るのでスムースです。
アニメ等では絵コンテを見て原画を起こしたりするので、アニメと言う映像が作られる時の一番最初の絵とも言えます。
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今回、絵コンテは上手に描く必要はありません。
もちろん仕事で他の人を説得したりする場合、それなりにうまく作らなければいませんが、今回は自分が作るための物なので、本人と僕が分かる物になっていれば良いです。
絵が苦手なら文字での説明を沢山入れるのも良いです。
写真や切り抜きを貼るのも良いです。
みなさん工夫してわかりやすい絵コンテを作って下さい。
あまり良い例ではありませんが、CG映像を作る時に作成した絵コンテがいくつかあるので、参考にして下さい。
例は紙に手書きし取り込んだ物をフォトショップで簡単に着色してあります。
授業用に絵コンテの用紙を用意しました。
市販の物でも、自分で紙に定規で線を引いただけでもかまいませんが、気に入ればプリントアウトしてコピーする等して使って下さい。PDFのサイズはA4ですが、必要ならもっと大きな紙をつかってもかまいません。
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